『ある先駆者の記録…』





以下のドラマは
〇1984年 破李拳竜作・漫画短編集「ギガンティスの刃」(東京三世社・刊)の冒頭の写真ドラマを元にしています。




少女登場

ある雨の昼下がり、一人の少女が学生街・御茶ノ水の「女坂」を下っていました・・・。

原案・脚本・HMミヤータス大元帥
演出・製作・人形者
配役・ギガ男=破李拳竜
   ロボットに改造される少女=〇〇







出会い、コクる!

そこへ唐突に一人のストーカーが参上!
「ワタクシ、ギガ男と申します!この出会いは運命的ですッ!私はあなたにコクりますっ!
私はあなたが・・・・はいているパンツが見たいですッ!」







スカートめくり

ギガ男「あなたのパンツの色は?」
〇〇「きゃ〜っ!何するの?アンタ!ダメ人間の分際で、ストーカーの上変質行為を働くなんてサイテーよ!!」







少女誘拐


だが次の瞬間、ギガ男は少女の腹に、こういう場合お約束の当身・骨法を加えて失神させた!

ギガ男「よしっ、証拠も残さず誰にも見られず、少女誘拐・完全成功!」

ってアンタ、彼女の傘が・・・後ろにおっさんがやって来てるってば!







少女抱き上げ

ギガ男「ようやく少女を我が物とする事が出来た。これより高尚で神聖な儀式を始める!」








娘を裸にひん剥いて

ギガ男「よお〜し、これからこの娘を裸にひん剥いて・・・うひひひ!」
その時、女の子〇〇が目を覚ました。
〇〇「やだ、あなた、私とSEXしたいなら、さっさと済ませてよッ!お金もちゃんと払いなさいッ!」
ギガ男「たわけっ!お前のような肉欲に溺れた淫乱娘は、その肉の体を失わせ、無機質そのものな体に作り変えてやる!」
〇〇「なんの事言っているのか分からないわ!」
ギガ男は抵抗する少女を無理やり装置に接続した。







改造開始!

ギガ男「お前をロボットに改造してやるのだッ!!」
〇〇「ええっ?やーよ!そんなのやめてえ〜!」
ギガ男「黙れっ!改造開始!」
バリバリバリバリッ!
〇〇「うぎゃあん!あん!あう!あう!ああ〜ん、・・・だんだん気持ちイイ〜!イイ、逝くう〜んんんっ!!!」







脳の削り取りと電脳接続

○○「・・・・・・・・・・・・」
少女の身体は解体され、各部パーツの加工が始められる。
脳の色々な部分が削り取られ、電脳と接続され、脳改造されていく。







改造・組み立て

カシュン、カシュン。
チュイーーーーイイイイン!
バチ!バチバチッ!!チュイーン。
カチャカチャ、ピピピピーッ。
バリバリッ!

「メカの体に作り変え、組み立てだ!」







完成・起動チェック

よし、完成したぞ!ちゃんと動くか起動チェックだ。
『・・・・・・・・・・・・』
あれれ?動かないぞ??・・・あ、そうか、まだ有線の外部電力でエネルギーを入れてなかった。
「エネルギー注入口はお尻の穴だ。さあ、ケツを突き出せ!」







ロボット人形尻穴注入

ギガ男はロボット人形化された少女の尻穴にエネルギーを注入。
『ピッ!ばってりー充電・開始シマス・・・・・10%・・・・・・20%・・・・・・・



「どれどれ、エネルギーも、お尻に満タンになったな!」







動作チェック

「命令どうりに動くかチェックだ、180度回転!」
『ピッ!了解シマシタ・私ハ・180度回転シマス』

ロボット化少女は命令のままに動きます。







NET接続

「コイツはネット対応も出来る仕掛けに作ったんだ。」
ギガ男はロボット化少女をインターネットに接続しました。
『ピッ!新シイはーどうぇあヲ検出シマシタ・必要ナぷろぐらむヲ・いんすとーるシマス・・・・』
「お腹の中はパソコンになってるんだ。世界中の情報を全て分かるぞ!分かるぞ!お返しにウイルスを流してやる!ウヒヒヒ!」







ロボット化少女・淫乱モード

インターネットに接続して、パソコン代わりにしていたら、タチの悪いウイルスに感染して、ロボット化少女は淫乱モードになってしまいました。
オナニーばかりして、リモコン通りには動きません!
「くそ〜、誤作動の淫乱モードだあ〜!!」







ロボット化少女・初期化

「初期化だっ!!面倒くさいからウイルスごと全部消してやるっ!!」
『ピピッ!初期化ヲ実行スルト・Cどらいぶノでーたーハ・全テ失ワレマスガ・実行シマスカ?』
「ほい。YESと。」
『ピッ!初期化ヲ開始シマス…ジジジ…カチカチ…』

ロボット化されてしまった少女は僅かに残っていた記憶までも消されてしまうのでした









機械化少女爆発!

ギガ男は初期化後更に色々な情報と機能を入力していきました。
『容量オーバーデス・各機能ニ負荷ガカカッテイキマス・負荷120パーセント超エ。』
「だまれっ!お前にウイルスに負けない新機能を備えてやろうというのが分からんのかっ!!」
『負荷ガカカリ動力部ノ温度上昇・・・温度上昇・・・タダイマ誤作動デ・自爆機能ニアクセス・ワタシハ爆発シマス・自爆マデアト10秒・・・アト9秒・・・』
「ナ、何だと?お前・・・まさか・・・」
『カウント・ゼロ・自爆シマス』
「や、やめろっうぎゃあ〜っ!」
グワワ〜ン!!機械化少女は爆発しちゃいました。






秋葉のジャンクドール

ある日の朝、秋葉のジャンクパーツ・ショップに一体の壊れた人形が放置されていました。
 そこへ通りかかった学生二人が目にとめた。
「おい、等身大ドールの ジャンク品なんて珍しいな。」
「ありゃ人形じゃなくて壊れたロボットだろ。」
「修理すればまだ使えるんじゃないか?直せなかったらダッチワイフにするとか(笑)お前、買えよ!」
「バカ言え、あんな機械仕掛け女なんて抱けるかよ!・・・でもあのロボット、〇〇に似ているなあ・・。」
「ああ、半年前に行方不明になった〇〇か。そっくりだな。」
そんな声にも反応する事なく彼女の瞳は虚ろに見開かれたままでありました・・・。

                           







FIN







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