『ハッピーエンド』人物紹介

作シンゲツサイ 様




氷奈雫(ヒナタ):紫のロングヘアーをした少女。母親似の少し鋭い顔つき。改造前はわがままで甘えん坊、そして湖香夏になついていた。反抗期になった湖香夏を見た母親が、こうなる前にとに改造された。そのため、姿は小学生のころのまま。

湖香夏(コカゲ):きつね色の鮮やかな髪色をしたミディアムレイヤー(ふくらんで何層にも重なって見える髪型)の少女。笑顔の似合う優しい顔つきは、死んだ父親に似ている。ロボットの氷奈雫ばかりを可愛がる母親を嫌悪しており、高校卒業と同時に、家を出る計画を立ている。

陽子(ヨーコ):氷奈雫たちの母親。お嬢様育ちで、自分の思い通りに行かないことはなんでも鼻につく。夫とは死別し、そこからすべてが狂い始めた。親しい友人も抱いてくれる愛人もいない、いわゆるみっともない状況を激しく嘆いており、時折気が触れたように暴れる。両親と夫の残した財産で生活しており、最終的には親子三人で死ぬまで暮らすことになる。
 なお、タイトルはハッピーエンドだがハッピーなのは彼女だけ。

キルビック:紳士的な態度とヒゲがトレードマークの死んだ旦那の元助手。身体障害者で人体実験をしているのを陽子の旦那に見つかりクビになるが、とある研究機関に所属し人体機械化の技術を取得。旦那に連れられ陽子邸を訪れたことがあり、そのつてで陽子はキルビックに改造を依頼した。


その1へ


戻る